こんばんわ、ミスターです。
早いですねー、もう7月になってしまいました。
東京ではまた感染者数が増えてきてしまいました。
長時間の練習や多人数で集まることはまだまだ難しい時期なのかもしれませんね。
さて、短時間で上達する方法、伝えます。
第5回目は、ボールを打つ前の調節についてです。
遠めのボールを追いかけていきちょうどよく追いついたと思ったら、
近すぎた
なんて経験はありませんか?
今回はこれについてお話していきたいと思います。
テニスでは動き出しからボールを打つまでの動作を大きく分けて4つに分けることが出来ます。
構え
1歩目
調節
打つ
の4つです。
構え、1歩目については前回お伝えをしてきましたのでここでは説明をしませんが、
打つという動作は、テクニックという部分になるのでフットワークとは分けて考えてみましょう。
打つ前の調節という動作はフットワークがテクニックに切り替わるつなぎ目のような部分です。
例えるなら絵の具が隣の色と重なり合って交じり合う部分。
どちらかの色が強く濃くなりすぎてもきれいな色にはなりにくいのです。
なので、打つ前の動きのスピードが速すぎるとボールとぶつかってしまうことになります。
今あるテクニックを最大限生かすためにはスピードやバランスの調節がどても重要なのです。
これがうまくいかない、という方も多いと思います。
調節とは上がっていったスピードをコントロールするわけですから、ある程度の筋力upが欠かせません。
そこで調節のためのトレーニングメニューを紹介します。
①スクワット
足を肩幅よりも広めに開いて立ちます。
椅子に座るイメージで腰を落としていきましょう。
座るスピードと同じスピードで立ち上がります。
②グーパージャンプ
スクワットのスタンスで立ちます。(パー)
スクワットの半分の高さまで座りましょう。
そこから軽く跳んで足を閉じます。(グー)
これを繰り返します。
③グーチョキジャンプ
身長の半分を目標に足を立てに開きます。(チョキ)
スクワットの半分の高さまで座りましょう。
そこから軽く跳んで足を閉じます。(グー)
これを1日1セット、それぞれを10回から始めてみましょう。
1週間でだいぶ調節がうまくいく感じが分かると思います。
日本ではオムニコートが多いので滑って調節することもテクニックとしてはとても大切ですが、
足を細かく使って調節することもぜひ覚えて欲しいテクニックです。
緩いボールの時にはすごく有効なフットワークになります。
やってみて下さいね。
次回はうまくなる人がやっていること、についてお話します。
ciao!